🧊 Unity書き出しマニュアル
Proxyzで作ったカードを、UnityのPrefab(プレハブ)として取り込めます。 デジタルカードゲームの開発で、カードのビジュアルをそのままUnityの シーンに持ち込みたいときに使ってください。
1. 必要なもの
- Unity 6(6000.x)で動作確認しています。Unity 2022 LTS 以降でも概ね動作します
- TextMeshPro — Unity 6 では標準搭載です
- 日本語対応の TMP フォントアセット — 日本語テキストを表示する場合に必要です。標準の LiberationSans SDF には日本語が含まれません。 作り方:
Window > TextMeshPro > Font Asset Creatorで日本語フォント(Noto Sans JP 等)から生成
2. 初回セットアップ(取込ツール)
最初に一度だけ、Prefab生成ツール「ProxyzImporter」をUnityプロジェクトに入れます。
- 1エディタ上部の「🔧 取込ツール」ボタンから
ProxyzImporter.zipをダウンロード - 2ZIPを展開して、ProxyzImporter フォルダごと Unityプロジェクトの
Assets/にドラッグ&ドロップ - 3コンパイルが終わると、メニューに
Tools > Proxyzが追加されます
⚠️ ProxyzImporter は 1 プロジェクトに 1 つだけ入れてください。 二重に入れるとクラスの重複でコンパイルエラーになります。 ツールを更新するときは、古い ProxyzImporter フォルダを削除してから新しいものを入れてください。
3. カードを書き出す
- 1エディタ上部の「Unity」ボタンの隣で、書き出しモード (2D / 3D)を選択
- 2「Unity」ボタンを押すと、カード一覧の全カードが 1つのZIP(proxyz-cards-unity.zip)にまとめて書き出されます
💡 カード一覧が空のときは、いま編集中のカードが1枚として書き出されます。
4. Unityに取り込む
- 1ZIPを展開して、ProxyzCards フォルダごと
Assets/にドラッグ&ドロップ - 2
Tools > Proxyz > カードを Prefab にするを開く - 3「カードフォルダ(一括)」に ProxyzCards フォルダをドラッグ&ドロップ
- 4「TMP フォントアセット」に日本語対応のフォントアセットを指定
- 5「Prefab を生成」を押すと、各カードフォルダの
Prefabs/に 全カードのPrefabが一括生成されます
💡 1枚だけ作り直したいときは「レイアウト JSON(単体)」にそのカードの card.json を指定してください。
5. レイヤーごとの書き出し設定
エディタ右パネルの「Unity 書き出し」セクションで、 レイヤーごとにUnity上での扱いを選べます。
| 選択肢 | Unityでの生成物 |
|---|---|
| 画像/テキストとして書き出す | 通常の表示要素(モードに応じて Sprite / Quad / TextMeshPro) |
| ボタンにする | UIボタン(Image + Button)。テキストレイヤーは子にTMPラベル付き。 テキスト背景を設定していれば、それがボタンの見た目になります。 クリック時の処理(OnClick)はUnity側で設定してください |
| 書き出さない | このレイヤーをPrefabに含めません(Web上の見た目専用の装飾などに) |
6. 2Dモードと3Dモード
- 2D(Sprite + Canvas) — 画像は SpriteRenderer、テキストは ワールド空間Canvas上の TextMeshProUGUI。2Dゲーム・カードUI向け
- 3D(Quad + TMP) — 画像は Quad + マテリアル、テキストは 3D TextMeshPro。3D空間にカードを置きたいとき向け
スケールはどちらも 100ピクセル = 1 Unityユニット です。 サイズを変えたいときはルートの Transform の Scale を調整してください。
7. 再現される要素・されない要素
✅ 再現される
- レイヤーの配置・サイズ・回転
- 画像レイヤー
- テキストの内容・サイズ・色・太字・寄せ
- テキスト背景(角丸・ベベルは画像として焼き込み)
- カード外周の角丸(Base画像に焼き込み)
- ベース画像のズーム・位置調整
❌ 再現されない
- ドロップシャドウ
- 文字のアウトライン
- テキストの動的な折り返し(実測サイズで固定)
- カードの角にかかったレイヤーの切り落とし(Baseのみ角丸)
これらが必要な場合はPNG書き出しをご利用ください
8. トラブルシューティング
メニューに Tools > Proxyz が出ない
コンパイルエラーでツールが登録されていない可能性があります。
- Consoleウィンドウ(Window > General > Console)に赤いエラーが無いか確認
- ProxyzImporter フォルダが複数入っていないか確認(1つだけにする)
画像が表示されない・スキップされる
Consoleに [Proxyz] で始まる警告・エラーが出ています。 原因(ファイル欠落・インポート失敗など)が具体的に書かれているので確認してください。
古いZIPを使い回している場合は、Proxyzから書き出し直して ProxyzCards フォルダを丸ごと入れ替えると解決することがあります。
日本語が □(豆腐)になる
TMPフォントアセットに日本語が含まれていません。日本語フォントから フォントアセットを作成して、インポータの「TMP フォントアセット」欄に指定してください。
ボタンがクリックに反応しない
- シーンに EventSystem が必要です(Hierarchy右クリック > UI > Event System)
- ワールド空間Canvasのため、Canvas の Event Camera の設定が必要な場合があります
- OnClick の処理が未設定だと、押せても何も起きません(仕様です)
px_ で始まる画像ファイルが生成されている
ファイル名の文字コードの問題を自動回避した痕跡です。動作に問題はありません。 気になる場合は、Proxyz側でカードを書き出し直すと発生しなくなります。
